１９２９（昭４）年：夏場は海水浴客などでも賑わっていたこの地（霞ヶ浦町）に
霞ヶ浦土地株式会社や地元有志により伊勢湾沿岸の池沼を埋め立て霞ヶ浦競馬場が設立された
軍馬養成の目的で設置された競馬場、その中央部が池になっていたその馬場では
毎月のように県営競馬が開催されていた
その後、三重県畜産組合聨合会が主催し開催は続けられた
＜昭和９年・三重県畜産組合聨合会主催・複勝式優勝馬投票證＞
１９３７（昭１２）年：日中戦争激化とともに軍馬としてさかんに馬が徴用され
その訓練の為、ひき馬競走などが行われるようになった
しかし
１９４４（昭１９）年：戦局の悪化とともに霞ヶ浦競馬場で開催は中止され
戦後復活するも
１９５０（昭２５）年：この年の開催を最後に競馬は行われなくなる
当時の競輪ブームに押されやむなく休場した
１９５２（昭２７）年１月：競馬場は競輪場として改装され
１９５４（昭２９）年１２月：競馬場跡地にて第１回霞ヶ浦競輪が開催される
三重県四日市市大字羽津甲
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